白帝社 蝋人形・銅像・肖像画 ―近代中国人の身体と政治

蠟人形・銅像・肖像画

 ―近代中国人の身体と政治

 編著者:遊佐徹 著
 ISBNコード:
978-4-86398-056-3
 定価:
2940円
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◆ 王朝体制をやがて崩壊に導く西洋「近代」の影響は、中国人の「身体」にも及んだ。本書は、その実際を他者の思想文化、論理、技術によって姿を写し取られ、蝋人形、銅像、肖像……様々な「像」と化すことになった林則徐、李鴻章、西太后等において検証し、それら「像」が孕む「政治」と「身体」の関係を文化史研究の観点に立って解き明かす。

目次:

序 章  天安門の毛沢東の肖像画 

第1章  蠟人形:ロンドンの林則徐の蠟人形       

第2章  李鴻章の「分身」達:李鴻章の世界周遊とその「身体」     

第3章  銅像:上海、徐家匯の李鴻章の銅像       

第4章  郭嵩燾の肖像画:仮構された「身体」     

第5章  その後の郭嵩燾の肖像画:統一される「身体」     

第6章  西太后の肖像画:Portraitと「聖容」     

第7章  その後の西太后の肖像画:ながめられる「身体」   

第8章  西太后の肖像写真:商品化される「身体」 

補 章  「銅像」の想像:革命・ルソー・銅像―中国近代におけるルソー受容の一側面 

終 章  中国近代文化史研究と中国人の「身体」

索引(人名、書名、事項)

図版18点